yumで最新パッケージのインストール

カテゴリ: コンピュータ / 公開日: 2009年11月17日(火曜)02:31 / 投稿者: Tom Goodsun

VMのCentOSにPHP5.2をインストールしたかったので、リポジトリを追加してインストール試みたんですが、少しハマったので、その備忘録を残しておきます。っていうかみんなはまらないのかな?

CentOSのデフォルトのリポジトリはいまだにPHP5.1のまま。ちょうどphpMyAdminの最新版が5.2以上を要求していたので、アップデートを試みました。次のサイトを参考にリポジトリを追加しました。

おんなじような内容のサイトがいっぱいでてきました。ですが以前リポジトリをいじった関係か、これではうまく動きません。「priority protections」というエラーが出てしまい、インストールができなかったのです。いろいろ調べててわかったのですが、どうやら以前やったとき、yum-prioritiesというパッケージをインストールしてしまったがために起こった問題らしい。このyum-prioritiesはリポジトリに1~99までの優先度を付けるもので、リポジトリに「priority=1」というような感じで優先度を付けることができます。一意性はないので優先度がかぶっても問題ありませんが、これがないやつに関しては99として解釈されるらしい。ということで、以下のように優先度(プライオリティ)を設定します。

[utterramblings]
name=Jason’s Utter Ramblings Repo
baseurl=http://www.jasonlitka.com/media/EL$releasever/$basearch/
enabled=1
priority=1
gpgcheck=1
gpgkey=http://www.jasonlitka.com/media/RPM-GPG-KEY-jlitka

これでアップデートコマンドを実行します。

# yum update php*

ちなみにphpMyAdminを使う場合はもうひとmcryptというのが必要らしいので、別途インストールが必要です。(PHPと一緒にインストールはしてくれない)

# yum install php-mcrypt

ということで、リポジトリがアップデートされない件はプライオリティが原因でしたとさ。