テキストエディタいろいろ

カテゴリ: コンピュータ / 公開日: 2008年7月05日(土曜)15:43 / 投稿者: Tom Goodsun
ということで私のPCにインストールされている便利なエディタを画像つきで紹介したいと思います。前回は大した画像ありませんでしたが。

だいたい私はEmEditorをメインに、PHP Editor、サクラエディタを状況に応じて使い分けています。それぞれのエディタの便利な機能を使うためだけにです。

<%image(blog/20080704_editors.png|580|100|エディタのアイコン)%>
  1. Aptana Studio (Wikipediaの記事)
  2. EmEditor (Wikipediaの記事 ※Free版はVectorから)
  3. Notepad++ (Wikipediaの記事)
  4. PHP Editor
  5. サクラエディタ (Wikipediaの記事)
  6. TeraPad (Wikipediaの記事)
  7. WinMerge (Wikipediaの記事) ※日本語版WinMergeはこちら



Aptana Studio
「アプターナ」って読むんでしょうか? 単なるエディタではなく、ウェブ開発環境を提供するツールです。Dreamweaverっぽい、と言うと言いすぎですが、プロジェクト管理ができ、ツール内でIEやFirefoxのプレビューもできる。
HTML、XML、CSS、JavaScript、TXTの読み書きが可能。ただ海外版でインターフェースが英語という点と、文字コードによっては文字化けするというデメリットがある。が、これだけの機能がフリーで提供されているのすごいかも。

EmEditor

高機能でさまざまな言語のシンタックスハイライトに対応しているEmEditor。一番よく使っています。HTML、XML、CSS、JavaScriptをエディタ上で操作するときはもっぱらこれで、私のPCの標準エディタです。タブエディタ的にも使えますし、SQLのシンタックスハイライト機能の充実も評価しています。
一応Oracle、PostgreSQL、MySQLなど主要なDBのキーワードには対応しているみたいです。
言語別設定:ツール(T) > すべての設定のプロパティ(A)

Notepad++

Ajax用の記述に対応しているエディタを探しているときにこのエディタを見つけました。ダウンロードは英語サイトですが、日本語のインターフェースも標準搭載されています。入力中にCtrl+Spaceを押すとキーワード候補を表示することができる。DOMのときに使う関数であるgetElementByIdなども登録されている。
言語別設定:言語(L)

PHP Editor

PHPに特化したエディタ。PHP5に対応した関数、変数、キーワードをハイライト表示できる。入力ミスの多い私にはとても便利なエディタです。個人的な使い方は背景を黒にして、見やすいキーワード色にカスタマイズしていく。スタンドアロン版とプロジェクト用とありますが、プロジェクト用はプロジェクトファイルを作成し、複数ファイルを操作できます。スタンドアロン版だけでも相当使える。ちなみにどちらもインストールは不要です。
ただPHP6の開発版がもう出ているので、それの対応をしてくれるのかが心配です(追加された関数のハイライトとか)。

サクラエディタ

開発現場でよく使われているようです。シンタックスハイライト機能はほぼカスタマイズで実現します。デフォルトでは数種類しか実装されていません。PHPのハイライト方法などは検索してみましょう。
このエディタの便利なところは矩形選択、矩形貼り付けといった機能です。矩形選択とは行など関係なく指定した矩形エリアを選択するというもの。それと同じで矩形貼り付けは、指定した矩形エリアの各行の選択範囲の後ろに文字列を貼り付けるというもの。SQLなどで同じようなINSERT文で同じ条件をつけるときとかに便利です。ただPhotoshopとショートカットキーがかぶっているので、「設定」の「共通設定」で「左クリックメニューのショートカットキー」を「なし」にしておく必要がある。
言語別設定:設定(O) > タイプ別設定一覧(L)

TeraPad

おなじみの標準的なエディタです。ハイライトの機能も標準的。ただしPHPやSQLには対応していないでやや使いにくい。ただどのマシンでも動作しますし、スタンドアロン版(インストールなし)も存在しますので、USBメモリに入れて持ち運ぶなんてこともできます(あまりそんなことはしませんが・・・)。
言語別設定:表示(V) > 編集モード
WinMerge

テキストの比較エディタ。同じ内容のファイルを表示して、差分がないかをチェック、調整できる。過去のファイルや他人の設定ファイルと見比べて、どこがエラーの原因かとかに使ったりします。対応している言語もあり、ただの差分チェックだけではないようです。
言語別設定:ツール(T) > フィルタ(F)