東西の文化の違いは制服にもある

カテゴリ: BLOG / 公開日: 2009年4月20日(月曜)23:48 / 投稿者: Tom Goodsun

4月。入学式の季節です。私は中学生のときは学ラン、高校はブレザーでした。やはり、男である限りは学ランは経験してなきゃいけないと考える人です。

私が高校のとき、つまりもう5~7年前、ズボンのウエストの部分をケツのところまで下ろして、いわゆる半ケツ状態ではく「腰パン」がはやりました。今でもB系の方はそんなファッションしますよね。そういうスタイルのズボンも売ってます。

それと同じ感じで女子もロンスカにしてるんだと思ってました。

よくテレビで映る女子高生は、丈の短いスカートでルーズソックス(今はそんなにいないのかな?)というイメージでしたが、関西、特に兵庫県の神戸周辺、北大阪を中心にそういったスタイルの子は少ないのです。わかりやすく私の下手な絵でご確認ください。

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 今まで、この違いが何なのかわからず、前述の通り、腰パンの女子版なのだと勝手に思っていました。

ところがこれには意外な理由があったのです。それは神戸という土地柄を考えれば納得です。

テレビでやってたのですが、神戸というのは、山の手の人が多く(芦屋とかね)、いわゆる「お嬢様学校」呼ばれる私立学校も多く、そのステータスの高さとか清純さとかが、こういうファッションの発祥に一役買ってるといいます。そういうお嬢様学校の制服はスカートの丈は我々が考えているのよりも長く(昔のロンスカみたいに引きずることはないですが・・・)、お稽古事をしていたりするので、学校指定のバッグ以外にもう一つバッグを持っていたりと、こういったスタイルが徐々に広がって、神戸・北大阪を中心にはやっているといいます。ちなみに北大阪地区には、箕面市や池田市があり、結構山の手の地域です。クリスマスには家がイルミネってたりとかするんで。

わざわざ通常の制服を長く見せるために、スカートのホックをはずし、ズレ落ちない内容にするためのバンドみたいなものまで売ってるそうで、そういえばそんなことしてるやつおったなとか思いながら納得してしまいました。

ま、そのほか多府県ではやってるいわゆるミニスカ軍団は、スカートのウエスト部分をまくって、丈を短くしてるようですね。中学校のときはこういうやついました。個人的な感想としては、「ウエストが痛くなりそうやな・・・」。

 

男の制服の着こなし方。長ラン、短ラン、ボンタン、ドカン。ってなやつはいませんでした。私でさえ過去に1回、生の短ラン+ボンタンを見たことがあるくらいです。何はともあれ、少年よ、学ランを着よ!