Scientific Linux 6.0を使ってみた
Scientific LinuxはRedHat Enterprise LinuxのクローンOSとして有名なディストリビューション。
その名の通り、学術的な分野で使われることを目的に世界的な研究所などが開発に参加しています。
CentOSと同じくRHELのクローンOS。
ベースのシステムはRHELと同じなので、GUIのインターフェースやファイルレイアウトもそれぞれのノウハウが役に立つでしょう。
さて、インストール事態はそんなに問題なかったのですが、ミドルウェアのインストールとかでデフォルトのレポジトリ以外も使いたいのですが、ちょっと設定に手間取りました。
よく使うのが、remi repositoryなのですが、これが一筋縄ではいかなかったのです。
まぁ、remi repositoryのサイトに記載がある通り、Enteprise Linux 6の方法でレポジトリファイルをインストールします。
で、/etc/yum.repos.d/remi.repoの[remi]のenabledを1に設定して、yum installなんかを実行。
するとなにやら404エラーとなってyumコマンド自体が前に進まなくなって、そのまま終了してしまった。
こんなサイトを見つけた。
さくらのVPSにScientificLinux6.1を導入した
ということで、/etc/yum.repos.d/remi.repoの$releaseverを6に書き換えるとうまくいきました。
RHEL互換なのでパッケージの互換があるので問題なくインストールできます。
ひとまず、これでApache2.2、PHP 5.3、MySQL 5.5、Sambaとかをインストールしました。