vmwareでバーチャルLinux環境を構築
今までLinuxはcoLinuxを使っていた。というのも、あまっているマシンもないし、Windows上にLinuxを構築する方法はないかといろいろ試したいたところ、coLinuxにたどりついたわけですが、メインマシンもWindows 7になりcoLinuxはいろいろ制約が多そうなのでvmwareに変えてみました。これはすごくいいです。
一般的にVMといわれますが、VMとはバーチャルマシンの略。つまりOS上に別のマシンを擬似的に作り、そこにOSなりをインストールするってことです。
今回はCドライブ上に10Gのディスクイメージを作って、CentOS 5.3をインストールしました。詳しくはまたコラムでも紹介しようと思っていますが、ここではそのときの備忘録的なものを。
今回参考にしたのは以下のサイト。
VMware Player で Windows Vistaと同時にLinux/Windows7を利用する
サイトではFedoraをインストールしていますが、設定やなんやらすべてをCentOSに置き換えれば意外と簡単にできました。ってのはうそ。作業自体は結果的に簡単だったんですが、はまったポイントがありました。それはQEMU。「ケム」って読むんですかねぇ? これで10GBのディスクイメージを作るんですけど、できたファイルは2MBもないファイル。おかしいなと思ったんでけど、インストールを強行した結果、10GBで認識されました。これ10GBまでの制限がかかっているだけで、ファイルの大きさはその時々のVM上の容量に比例しているんですね。納得です。
で、VMware Playerをインストールするんですが、ダウンロードまでが大変でした。ユーザー登録しないとダウンロードできない。これはOK。しかし必須項目が多すぎる。私は個人利用なので、会社名とか電話番号とか聞かれてもそんなもんねぇって感じです。なので、この辺は良識の範囲内で適当にいれておきました。
ほんとに参考サイトのとおり、VMなら光学ドライブとかもホスト機のものを使えるし、ネットワークの設定も何もしなくてもブリッジされてみたいなので、coLinuxのときよりも楽です。
ちなみにcoLinuxの不利な点をいくつか上げてみました。
- デフォルトのディスクイメージが4GBしかない
これじゃ、ろくにウェブアプリケーションを動かせません(サーバーとかインストールするんで) - ネットワークの設定(ネットワークブリッジ)を自前で作らなきゃいけない
さほど難しい作業ではないんですがね。 - XPで使っていたときはよくネットワークが落ちた
よくわかんないんですが、Samba上で作業してたりするとほんとに困るんです。 - 起動に時間がかかる
ディスクイメージを10GBにして内容を移行してから、起動にかなり時間かかるんです。たぶんネットワークが途中で切れるのはこれと関係があるんでしょうね。
また両者に共通して言えるのはディスクの容量を増やすのがかなり手間だということですね。