CentOS 6.0 x86_64(64bit版)にswfmillを入れてみた

カテゴリ: WEB、WEBシステム関連 / 公開日: 2011年7月17日(日曜)15:08 / 投稿者: Tom Goodsun

swfmillを使ったことがなかったので、新しくセットアップしたCentOS 6.0(64bit版)にswfmillを入れてみました。
そのまとめ。

swfmillとは、サーバー上でSWFを生成する仕組み。
XMLを定義情報として、SWFからXML、XMLからSWFを生成できます。
何が便利かというと、XMLを元に画像合成とかができ、サーバー上で動的に生成できることでしょう。
http://swfmill.org/

まだ画像を合成する部分の機能を試して無いのですが、パフォーマンスがよければ使える価値があると思います。
実際に使っているとこもありますよね。多分・・・。

インストールについては特にディストリビューションや32bitか64bitかは関係ないみたいなので、Linux用ソースをダウンロードしてインストールする。

ちょっと調べてみると以下のようなページが見つかった。
http://www.plusmb.jp/2008/12/05/1510.html

こちらで紹介されているのはswfmill-0.2.x系のインストール方法。
FlashLite1.x系に対応してないのでパッチを当ててインストールするようにとのこと。
それとswfmillのインストールに必要なほかのモジュールもインストールしなければならない。
一応、インストールしたCentOS 6.0に関しては、すでに入っていたみたいなので、特にこのへんは問題ありませんでした。

ということで最新版の0.3.1をダウンロードしてインストールしてみます。

$ wget http://swfmill.org/releases/swfmill-0.3.1.tar.gz
$ tar xzf swfmill-0.3.1.tar.gz
$ cd swfmill-0.3.1
$ ./configure
$ make

とコンパイルしたところでエラーが出ました。
どうやら、オフィシャルからダウンロードしたファイルに必要なソースが入っていなかったようです。(えっ?オフィシャルでしょ?)
外部レポジトリにはソースがあるとのことなので、下記サイトのように必要なファイルのみダウンロードしてインストールします。
http://somethingnew2.com/blog/archives/2010/10/swfmill.php

$ cd ./src/xslt
$ wget http://bazaar.launchpad.net/%7Edjcsdy/swfmill/trunk/download/head%3A/srcxsltxslt.h-20090609152137-53i91h057e1vr5oe-125/xslt.h
$ wget http://bazaar.launchpad.net/%7Edjcsdy/swfmill/trunk/download/head%3A/srcxsltxslt_pack.cpp-20090609152137-53i91h057e1vr5oe-126/xslt_pack.cpp

で、もう一回コンパイルからやり直します。

$ cd ../../
$ ./configure
$ make
$ make install

なんとかインストールできました。
実行ファイル(コマンド)は/usr/local/bin/swfmillに設置されてる。
常駐するするものではないので、必要に応じて上記コマンドを実行する。