Gangliaのバージョン違いでモニタリングができない件
過去に使っていたCentOS 6.0に乗り換える前に使っていたCentOS 5.6のVMのイメージがあったので、こいつにgangliaでモニタリングできるようにしてみようと思ったのですが、これが結構くせものでした。
というこうとで、前にやったようにyumでインストールします。
$ yum install ganglia-gmond
でまぁ設定して、起動します。
$ /etc/init.d/gmond start
で監視サーバーの方を見てみたのですが、待てど暮らせど監視対象として上がってきやしない。
いろいろ試してみたのですが、結局のところ使ってるバージョンの問題であると判明。
っていうのは新しいバージョンのやつを入れて気づきました。
モニタリングのクライアントである、gmondのバージョンが問題のようです。
私の環境では、
OS | 監視クライアント | 監視サーバー |
---|---|---|
Scientific Linux 6.0 | gmond-3.2 | gmetad-3.2 |
CentOS 6.0 | gmond-3.1 | --- |
CentOS 5.6 | gmond-3.0 | --- |
ということでCentOS 5.6には3.0がインストールされてしまうんです。
サーバー側のgmetad-3.2とクライアントのgmond-3.0の相性がよくないらしい。っていうか、対応してないみたい。
ということで、最新の3.2をインストールすることにします。
まずは、インストールした3.0を削除します。
$ yum remove ganglia*
でRPM取ってきます。私のはGUI環境だったのでブラウザでダウンロードしました。コマンドでやる場合は以下でOK・・・みたいです。
$ wget http://cdnetworks-kr-2.dl.sourceforge.net/project/ganglia/ganglia%20monitoring%20core/3.2.0/libganglia-3.2.0-1.i386.rpm $ wget http://cdnetworks-kr-2.dl.sourceforge.net/project/ganglia/ganglia%20monitoring%20core/3.2.0/ganglia-gmond-3.2.0-1.i386.rpm $ yum localinstall ganglia-gmond-3.2.0-1.i386.rpm libganglia-3.2.0-1.i386.rpm --nogpgcheck
でRPMはローカルインストールでyumコマンド使えるので、簡単にインストールできます。
「--nogpgcheck」をつけるのを忘れないようにしてください。
あとは同じように設定するだけで、監視サーバーからモニタリングすることができます。
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