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空想にふけることにした

投稿日:2006.10.10 / カテゴリ:その他 / 投稿者:Tom Goodsun
なんかもやもやとした気持ちをぶちまけるために空想のお話を書くことにした。
途中で投げ出すかも知れないので注意!
ではご堪能あれ。

今までなんとなく過ごしてきた。
流されるままに生きてきて、普通の仲間と楽しい日々を過ごしてきた。
高校3年の進路を決めたとき、俺は何を思って今の場所を選んだのだろう。

気が付けば俺は戦闘機のコックピットに座っていた。

「Cuspid-05, cleared for takeoff.(Cuspid-05へ、離陸を許可する)」
「Cuspid-05, roger. Takeoff.(Cuspid-05、了解。)」

どうしてかは分からない。でも今のこの場所も俺の居場所でない気がする。

「Cuspid-01リーダーより、全機へ。まもなく訓練エリアに入る。」

だが今、目の前にある目標を排除しなければ、生き残れない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「Cuspid-01リーダーより05、見事な撃墜だ。また腕を上げたな。」
「・・・・・・」
「帰投するぞ。Cupid-01リーダーより、UN-TOKYO。ランディングアプローチを要請する。」


ここは国連軍。日本方面軍本部基地。世界と敵対する軍事組織と戦うために組織された。
俺は空軍のパイロット、朝見 徹(あさみ とおる)。大尉だ。
俺が所属するのは、戦略戦闘隊(SFU)。前線で敵の拠点となる施設、部隊をピンポイントで攻撃する部隊。いわば空の暗殺者。指揮系統を破壊するのが目的だ。

俺がこの部隊に入った理由はまだ見つけてない。
っていうか、何が悲しくてこんな命がけの仕事をしているのかわからない。
でも、気が付くと俺は真剣な表情でブリーフィングをしている。

徳島 誠太郎(とくしま せいたろう) 中佐
「次の訓練は、太平洋上だ。Cuspid-05以下4機は、国連海軍空母「アース」にて発着訓練を行う。陸海空の3軍の連携を深める訓練だ。朝見大尉。指揮を執るのはお前だ。手順はわかっているな。」
「はい」
「では、ただちに出発準備!」


今回の飛行ルート。まず在日国連軍本部基地を出て、南下。太平洋上の国連海軍空母「アース」に着艦する。
その前に空中給油を受けなければならない。
着艦訓練は、航空科訓練課程でやったけど、自信がない。相手は常に動いている。止まっている普通の滑走路より遥かに難しいことは目に見えている。

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