coLinuxの自動起動設定

カテゴリ: WindowsでLinux環境を作ろう / 公開日: 2011年1月23日(日曜)14:42 / 投稿者: Tom Goodsun

この設定さえ終われば、ひとまずcoLinuxの設定は終わりです。Windowsを起動したときにcoLinuxも起動してしまおうというものです。

ですが、この設定人によってはいらないという人もいるので、やるかやらないのはあなた次第です。

自動起動の概念ですが、Windowsには「サービス」という仕組みがあります。インストールされているプログラムはこのサービスによって「自動」、「手動」、「無効」のいずれかの起動処理をされます。 Linuxではこれをサービス以外にも起動スクリプトとかいうそうです。

coLinuxのインストールディレクトリにあるcolinux-daemon.txtにも記述があります。ではまずコマンドプロンプトを立ち上げてください。以下のようにコマンドを入力しましょう。

"C:\Program Files\coLinux\colinux-daemon.exe" @"C:\Program Files\coLinux\fedora.conf" --install-service "coLinux-Fedora" 

ディレクトリ名にスペースが入っていると認識してくれませんので、パス全体を二重引用符でくくります。一番最後の二重引用符でくくられた部分はサービス名ですので、わかりやすい名前をつけておきましょう。これを実行したあと、「スタート」>「設定」>「コントロールパネル」>「管理ツール」>「サービス」を開きます。先ほどコマンドを実行したときに指定したサービス名が存在しているはずです。デフォルトの設定は手動なので、これを自動に変更します。

サービスの登録

これでWindows起動時に自動的にLinuxが起動するはずです。

逆にはずすときですが、このサービスを無効にしてから、コマンドプロンプトで以下のコマンドを打てばいいのかな?多分そうです。同じく管理ツールから削除されてるか確認しましょう。

"C:\Program Files\coLinux\colinux-daemon.exe" @"C:\Program Files\coLinux\fedora.conf" --install-service "coLinux-Fedora"

ひとまずここまでの設定をしておけばcoLinuxは問題なく使えるはずです。あとは普通のLinuxと同じなので、それらの参考サイトを見てカスタマイズしていけばOKです。