AWS DynamoDB Localをデーモン化してみた
AWSのフルマネージドNoSQLサービス「DynamoDB」。
とかくAWSのサービスは素晴らしいと思うが、ローカルでの開発作業には色々問題がある。
そこで、昨年の秋ぐらいだったか、AWSはDynamoDBをローカルで擬似的に実行できるパッケージの無料提供を開始した。
あくまで開発用とのことだが、これで開発しやくなったと思う開発者は多いのではないだろうか。
ところがこれ、Java 1.7が必要なのはいいが、開発環境とかを作ると、他のミドルウェア同様、自動起動設定したり、再起動させたりとしたくなるものである。
そこまでの機能は提供してくれていないので、自作することにした。
と、仕事中思ったのでインストーラーをひとまず作ってみた。ちなみにCentOS 6上で作ったので、おそらくRHELベースのOS上では動作するはず。
https://github.com/tomgoodsun/aws_dynamodb_local/tree/master/installer
インストール方法。
install.shを実行するだけ。
最新版をダウンロードするので、インストールには少し時間がかかる。
デーモン化もしているので、chkconfigで自動起動設定出来ます。
# 起動 /etc/init.d/aws_dynamodb_local start # 停止 /etc/init.d/aws_dynamodb_local stop # 再起動 /etc/init.d/aws_dynamodb_local restart # 状態 /etc/init.d/aws_dynamodb_local status
インストールすると/etc/tc.d/init.dに起動スクリプトを作り、/usr/lib如何にaws_dynamodb_localというディレクトリを作る。
その他はAWS DynamoDB Localの使用通りで、データも/usr/lib/aws_dynamodb_local以下に作成される。
こういったものを作ったのは割りと初めて。
参考にしたサイトと引用や出展など。