Gangliaのバージョン違いでモニタリングができない件

カテゴリ: コンピュータ / 公開日: 2011年8月14日(日曜)08:55 / 投稿者: Tom Goodsun

過去に使っていたCentOS 6.0に乗り換える前に使っていたCentOS 5.6のVMのイメージがあったので、こいつにgangliaでモニタリングできるようにしてみようと思ったのですが、これが結構くせものでした。

というこうとで、前にやったようにyumでインストールします。

$ yum install ganglia-gmond

でまぁ設定して、起動します。

$ /etc/init.d/gmond start

で監視サーバーの方を見てみたのですが、待てど暮らせど監視対象として上がってきやしない。
いろいろ試してみたのですが、結局のところ使ってるバージョンの問題であると判明。
っていうのは新しいバージョンのやつを入れて気づきました。

モニタリングのクライアントである、gmondのバージョンが問題のようです。
私の環境では、

OS 監視クライアント 監視サーバー
Scientific Linux 6.0 gmond-3.2 gmetad-3.2
CentOS 6.0 gmond-3.1 ---
CentOS 5.6 gmond-3.0 ---

 

ということでCentOS 5.6には3.0がインストールされてしまうんです。
サーバー側のgmetad-3.2とクライアントのgmond-3.0の相性がよくないらしい。っていうか、対応してないみたい。

 

 

ということで、最新の3.2をインストールすることにします。

まずは、インストールした3.0を削除します。

$ yum remove ganglia*

でRPM取ってきます。私のはGUI環境だったのでブラウザでダウンロードしました。コマンドでやる場合は以下でOK・・・みたいです。

$ wget http://cdnetworks-kr-2.dl.sourceforge.net/project/ganglia/ganglia%20monitoring%20core/3.2.0/libganglia-3.2.0-1.i386.rpm
$ wget http://cdnetworks-kr-2.dl.sourceforge.net/project/ganglia/ganglia%20monitoring%20core/3.2.0/ganglia-gmond-3.2.0-1.i386.rpm
$ yum localinstall ganglia-gmond-3.2.0-1.i386.rpm libganglia-3.2.0-1.i386.rpm --nogpgcheck

でRPMはローカルインストールでyumコマンド使えるので、簡単にインストールできます。
「--nogpgcheck」をつけるのを忘れないようにしてください。
あとは同じように設定するだけで、監視サーバーからモニタリングすることができます。