2010年3月12日 九州一人旅 その2
続きです。門司港でのお話です。さほど回ってないけど、いい街です。
16:29
普通 小倉行きに乗車。
「ワンマン」と書かれていたが、行橋~小倉間でワンマン運転を行うことがあるのだろうか?
確かに車内には精算機はあったけど。
夕方時ということもあって、学生が多い。
よくわからないのだけど、中学生か高校生だろう。
現地人とあまり触れ合っていないので、ちょっと話の内容に耳を傾けてみることに。
地元訛りというか方言というか、確かに私が普段話している言葉とは違うけど聞き取れないこともない。
現地には、現地の文化と流行があるんだなと思った。
17:10
乗り換えて普通 門司港行きに乗車。
相変わらずJR九州の車両は一味違っている。かっこいい!
ご存じだろうか。JR九州には個性的なデザインの車両が、特に特急列車に多く、それが魅力の一つとなっている。
これは工業デザイナーの水戸岡鋭治によるもので、和歌山電鉄貴志川線のたま電などで知られている。
鉄道車両デザインの大御所だ。
門司港は「門司港レトロ」といわれるほど情緒深い街だ。
駅舎もその面影があり、駅から1分もかからないところに関門海峡を望む港がある。
しばらく、タバコを吸ったり、ぼーっとしたり、写真を撮って回った。
遠くに沈む夕日。波止場で釣りをする人。港のベンチで語らう学生。
遠くで関門海峡に入ろうとする大型船が汽笛を上げる。
こんな素晴らしいところだったとは。
同じく子供のころに訪れたきりなので、感じ方もまた違う。とてもいい街だ。
そこで、門司港が発祥といわれている「焼きカレー」なるものを食してきた。
いわばグラタンやドリアのカレー版。もったご飯の上にカレーをのせ、生卵、そしてチーズでふたをしてオーブンへ。
卵が半熟状態になるので、それをつぶしてかき混ぜて食う。
うまい!
あとは土産を買って帰るだけ。
昨日チェックしたところ20時ぐらいに行橋を出れば終電には間に合う。
が、ここは門司港。
19時47分ののぞみで帰ることとする。
こののぞみ名古屋行きなんです。東京行きの終電はもう終わってるんですね。
JR東海が管轄している新幹線の駅の構内アナウンスとJR西日本が管轄している新幹線の駅の構内アナウンスは違うんですね。
私の子供のときの印象が今のJR東海バージョンだったのでちょっとショックです。
今度は時速300キロが体験できるぞ。
と思ったんですけど、爆睡してしまったので、車内の電光掲示板にでる、「現在自足300km/hで走行中。」って言うのが見れませんでした。
21:58
何事もなく新大阪に到着。
日帰り九州一人旅。中々充実したものでした。