「企画書ではない」
これは最近私がよく言う、まぁ口癖のようなものである。
もうすぐ社会人2年目の年越しなのだが、正直今年の年越しはいろんな意味で非常に寒い。
「100年に一度」などといわれている不況。人を取り巻く状況は1世紀もすれば激変する。誇張表現もはなはだしいが、人間の本質が変わってないことを考えればそうかもしれない。
企画書っていったいどんなもの?
私は仕事で企画書を書いたこともないし、企画書に関する実績はほぼゼロに等しい。
私が通っていた専門学校(正確には私がいた学科)では「企画」という授業があり、週3時間、1~3ヶ月かけて、出題されるテーマに沿って企画を立て、みんなの前で発表したりした。
学園祭全体をプロデュースしようと、学校関係者や(当時はデザイン科だったので)普段かかわりのないシステム科の先輩に対してプレゼン発表したりした。
そこで使った発表用のパワーポイントの資料は、資料というよりもプレゼンを効果的に演出するための視覚的なアイテムなものだった。
このときからはや3、4年。私は一切企画を立てるや企画書を書くといったことはしてこなかった。
私の恩師のブログに書いているようなことはまさにその通りと最近痛感することがある。重要なのは、いったい何がしたいのか? 何が目的なのか? どんな効果があり、どこにいいことがあるのか? ということである。
今になって身にしみてわかった。
- 企画書のページ量は企画の規模に比例しない
(実はA4用紙2~5枚ぐらいとよく言われる) - 企画書は一目で何がしたいのかわからなければならない
(つまり内容がはっきりしている) - 企画書の段階で、明確な視覚的資料は多く必要ないし、こだわらなくてもいい
(最低限伝わるものはほしい) - 企画書ですべてを説明する必要はない
- 説得材料として、数値データやリサーチデータを載せたりも少しはする
といったところだろうか。
そこで思った。
プライベートでも私も企画を立てて、企画書を作ってみるといいかもしれない。