Linuxをインストールする
インストールの細かい手順はここでは触れません。インストール時の注意点について説明します。
まず勉強程度にLinuxをインストールするのであれば、型落ちのちょっと古いPCをLinuxにしてしまってかまいませんが、実際に運用でLinuxを使っていく場合は障害発生時を考慮したシステム構成をきちんとしておく必要があります。RAIDと呼ばれる、ハードディスクを複数使って、片方が破損してもデータ普及が可能なようにしたり、複数のサーバーをたてて、負荷を分散させたりと、手間隙かかるものです。
それはさておき、インストール時に注意するポイントとしては、ハードディクスの容量、メモリ容量、インターネット回線などのネットワークの仕組み、などです。
まずハードディスクの容量ですが、CentOSやFedoraの配布容量がCD6枚分とかですから、それらが入りなおかつデータが問題なく保存できる容量が必要です。まぁ映像も保存できる時代ですので、20GB以上積んでればひとまず勉強用としてはOKでしょうか。
メモリも難しいことを考えないならその時代で主流の容量積んでれば問題ないです。1GB以上ってところでしょうかね。このメモリは物理メモリといってマザーボードに刺さっています。それからもう一つ、ディスク内にスワップ領域というのを作らなければなりません。スワップ領域はシステムがデータを一時的に保存したりするのに使います。これは物理メモリの2倍ぐらいの領域をとっておいたほうがいいと言われます。物理メモリ1GBなら倍の2048MB(1GB=1024MB)ぐらいを指定します。インストーラの指示に従い入力してください。
繰り返しの説明ですが、インストールの詳細はここではしないのであしからず。