coLinuxの自動起動設定
この設定さえ終われば、ひとまずcoLinuxの設定は終わりです。Windowsを起動したときにcoLinuxも起動してしまおうというものです。
ですが、この設定人によってはいらないという人もいるので、やるかやらないのはあなた次第です。
自動起動の概念ですが、Windowsには「サービス」という仕組みがあります。インストールされているプログラムはこのサービスによって「自動」、「手動」、「無効」のいずれかの起動処理をされます。 Linuxではこれをサービス以外にも起動スクリプトとかいうそうです。
coLinuxのインストールディレクトリにあるcolinux-daemon.txtにも記述があります。ではまずコマンドプロンプトを立ち上げてください。以下のようにコマンドを入力しましょう。
"C:\Program Files\coLinux\colinux-daemon.exe" @"C:\Program Files\coLinux\fedora.conf" --install-service "coLinux-Fedora"
ディレクトリ名にスペースが入っていると認識してくれませんので、パス全体を二重引用符でくくります。一番最後の二重引用符でくくられた部分はサービス名ですので、わかりやすい名前をつけておきましょう。これを実行したあと、「スタート」>「設定」>「コントロールパネル」>「管理ツール」>「サービス」を開きます。先ほどコマンドを実行したときに指定したサービス名が存在しているはずです。デフォルトの設定は手動なので、これを自動に変更します。
これでWindows起動時に自動的にLinuxが起動するはずです。
逆にはずすときですが、このサービスを無効にしてから、コマンドプロンプトで以下のコマンドを打てばいいのかな?多分そうです。同じく管理ツールから削除されてるか確認しましょう。
"C:\Program Files\coLinux\colinux-daemon.exe" @"C:\Program Files\coLinux\fedora.conf" --install-service "coLinux-Fedora"
ひとまずここまでの設定をしておけばcoLinuxは問題なく使えるはずです。あとは普通のLinuxと同じなので、それらの参考サイトを見てカスタマイズしていけばOKです。