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エヴァンゲリオンのお話

投稿日:2006.09.13 / カテゴリ:アニメ・漫画・映画 / 投稿者:Tom Goodsun
1995年、世間を席巻したアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。
謎が謎を呼ぶストーリー展開は、数々の人間をとりこにし、ワケの分からないストーリーに感化された人々は、数々の解釈本を刊行し、「エヴァブーム」は今でも密かに続いている。正に金字塔を打ち立てたのだ。

また夕方の枠で、子どもを無視し、ターゲットを大人に向けたストーリー(セクシャルな要素や流血などの暴力的な要素)はを展開できたことも、快挙だったといえよう。
そのストーリーは様々な要素が混在したものだった。ギリシャ神話、聖書、軍事・・・
監督・庵野秀明いわく「衒学(げんがく)的な作品」という事から、様々な要素があちこちに取り込まれたのは、ごちゃ混ぜなストーリーだったということだろうか。

*衒学(げんがく)・・・学問や知識をひけらかすこと。


そんなエヴァのストーリー中に出てきた様々なキーワードを紐解いていこう。

タイトルにもなっている「エヴァンゲリオン」。
ギリシャ神話に出てくる勇者の名前だとかいう説もあるけど、俺はギリシャ神話読んだこと無いのでわかんない。
英和辞書で一番近い言葉はevangelism(福音主義)といったもの。evangelionとはここから派生した言葉と思われる。意味は恐らく幸せをもたらすものということだろう。

話で重要な役割を果たす「リリス(Lilith)」。これはアダムの最初の妻といわれている。アダムはイヴ(エヴァ)とリリスと2人妻がいたとする説があるらしい。イヴに生まれた子どもが人間、リリスが生んだ子どもが悪魔だっただろうか。よくは覚えていない。気になる人はウィキペディアへ!

そしてロンギヌスの槍(Lance of Longinus)。これはヴァチカンが規定する聖遺物のひとつ。
キリストが磔にされたとき、死んでいるかどうかを確認するため、ローマ兵士の百卒長がやりを突き刺したそうな。
するとその血液の滴が百卒長の目に入り、彼がわずらっていた白内障が治ったという。その人物こそロンギヌスと後々呼ばれるのであった。
ロンギヌスの槍とは、そのときに使った槍ことなのだ。
聖遺物はほかに、キリストの背負った十字架やエレナの聖釘(せいてい)などがある。

全部うろ覚えではっきりしたことは調べてくれ。
とまぁ今日はこれくらいにしておこうか。

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