バーチャルマシンの準備
とりあえずOSいれるための箱が必要です。バーチャルマシンという考え方はひとつのOS上に仮想的にマシンを構築するというものです。物理的なリソースを節約できるので非常に便利です。
世の中にはいろいろな仮想マシンの仕組みがありますが、今回はVMwareというものを使います。
お使いのPCにVMware Playerというソフトをダウンロードしてインストールします。
ダウンロードにはユーザー登録が必要です。
まずは「新規仮想マシンの作成」から新しい仮想マシンを作成します。
「後でOSをインストール」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。ゲストOSは「その他」にチェックを入れ、バージョンは「その他」または「他の64ビット」を選択します。これはインストールしようとするOSによってことなりますのでそれに合わせてください。「次へ」をクリックします。
仮想マシン名と格納場所はお好みですが、わたしの場合は「C:\vmware\[サーバー名]」というフォルダを作って、そこを指定します。
ディスク容量はデフォルト8GBなので、20GBぐらいにしておきましょう。「仮想ディスクを単一ファイルとして格納」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
「ハードウェアのカスマイズ」をクリックします。
メモリは、今回インストールしたいCentOS 6.0では、1GB必要はないですが、512MBは少なすぎます。なので、思い切って1GBぐらい設定してしまいましょう。
ネットワークアダプタの設定は「ブリッジ:物理ネットワークに直接接続」にしておきます。これはLAN内から認識できなくなったりするためです。
では、OSのイメージをダウンロードしましょう。
CentOSのオフィシャルから、最新のイメージをダウンロードします。ダウンロードしたイメージはバーチャルマシンのフォルダにひとまず入れておきましょう。
VMware Playerを起動して、先程作成したバーチャルマシンの上で右クリックして、「VMの編集」を選択します。
「CD/DVD」を「起動時に接続」にクリックし、「接続」は「ISOイメージファイルを使用する」を選択し、先程ダウンロードしたISOイメージを指定して、VMを起動します。
OSのインストールが終わったら同じようにデバイスのステータスを「接続済み」、「起動時を接続」のチェックを外しておきます。